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雑司ヶ谷 みちくさ市ブングテン vol.2 筆記具改造講座編

前回の続きです。
vol.2は筆記具改造講座3の受講内容を少しだけ。

今回改造しました筆記具はぺんてるのGraph STEINです。

先に完成した筆記具の写真を掲載しておきます。
わたくしのは一番下の赤色の芯ホルダーです。
上の2つは魔改造王ことisuさんの芯ホルダーです。

20110508_038.jpg




今回作成中の写真撮影を忘れてしまい、あまり点数がないのが自分でもショックです。。。

まずはGraphを分解します。
軸内を機構を入れ替える改造になるので、口金などの部品は必要なくなります。
入れ替える芯ホルダーはSTILUS SECOLGRAF 151 TOTOMINAになります。

20110508_035.jpg

Graphの口金部分の先端から2段目くらいまでをスパッと切ってしまいます。
この口金の中にSTILUSのチャックが入るようにヤスリなどで削りながら広げて行きます。
写真のように入るようになればOKです。
そうとう根気よく削らないと入って行かないもので加工が大変かもしれません。

20110508_036.jpg

次にGraphの軸内にチャックが入るように加工するのですが、写真のように軸内にはまだまだ削らないと
いけません。口金部分をはめてから削るようにしないと、加工している部分が薄くなっていくので、
気を付けておかないと欠けてしまう恐れがあります。

20110508_037.jpg

Graphの軸内、口金の加工が完了したら、エキポシ系のパテで接着してしまいます。
固まった後にチャックをもう一度入れ直してみると入らない場合がありますが、カスなどが溜まったまま
の場合があるので軸内の様子を見てみると良いかもしれません。

軸の逆側(尾部)も同様に加工して行きます。
STILUSの筒のパーツが嵌るようにまたヤスリやドリルで加工して行きます。

STILUSのノックパーツがGraphのノックパーツにはまるように削ります。
ピッタリ嵌るように、あまり削ってしまうとブカブカになってしまうので注意が必要です。
最後に内部機構の長さを調整するのですが、金属軸になるのでパイプカッターがあると便利ですね。
ピッタリで加工してしまうと調整が出来なくなってしまうので、始めは少し長めにしておく、
組み立てたり、バラしたりとバランス見ながらを徐々に短くして行くのが良いでしょう。

全部を組み立ててみて芯がドロップされれば問題ないでしょう。
口金に引っかかりがあるようなら、少し広げてみて調整してして下さい。

ここまでざっと書いてみましたが、実際の加工時間には2時間半くらい要してます。
Graph内の加工が一番時間がかかりました。
今回は赤軸でやってみたので、削った後には桜デンプンみたいな状態になってしまいました。。。


今度はもう少し写真を撮りながら改造出来れば思います。
Graphは多くの種類があるので、次回は別なので挑戦してみようかと思います。


・関連エントリー
 雑司ヶ谷 みちくさ市ブングテン vol.1 出展者編

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  1. 2011/05/10(火) 21:41:18|
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